……わ、私だって、この位……っ![>>126とは言うが。目頭には涙が浮かび、ようやく絞り出した言葉で。どこか飄々とした言葉に、思い余って拳を振り上げかけ……辛うじて、思いとどまった。] そ、れは……そう、だけど……。[エリザベートは、再度逢ったその時、ちゃんと話をしてくれるのか。“弟”に至っては、次は殺すと啖呵を切ったばかりだ。憎んだまま知らぬままで終われない、とは言え。愛する事も知る事も、始められるかすら解らず。流れた言葉は、水に落ちた花の如く、次々拾い上げられ色付いて。]