[ 色んなものに磨きが>>135という守護者の言葉に、ぴくりと眉が揺れ、禿げ頭が光を弾いた。 ]
『ほほう、守護者殿も、相変わらずのようですなあ...』
あー、師団長、陛下に砦でお休み頂くよう、お話してるんですが、構いませんよね?
[ 放っておくと、睨めっこ状態に陥るのは以前に経験済みだったから、男は慌てて、割って入る。
多分、この昔気質の騎士は、守護者を嫌っているのでも、恐れているのでもない。
王との繋がりを知った上で、本当に無事を願っているのだが、その願いようが、ひねくれているうえに、しつこいだけだ。...と、今は男にも分かる。分かるのだが結局暑苦しいには違いなかった。 ]