[問いの答えを聞いて、表情を少し曇らせるユーリエ>>119を見て、緩く瞳を瞬く。彼女が間を整えるのを黙って見詰めた後、こちらを真っ直ぐ見遣る瞳を正面から受け止めた]───── え?[思い出せない部分の理由は自分だと、『ユウ』と言う名を出して来たユーリエ>>120に目を丸くする。それを聞いた途端、頭の中でカチリとピースが嵌り、判然としない記憶にかかっていた靄がさぁっと溶けていった。記憶に現れたのは、ユーリエに似た顔立ちの男の子]