[帰還を願い出る声>>126に、思わず眉が下がる。
彼の判断に口出し出来るものではないが、彼の消耗により自身が助けられた部分もあったから]
バルタザールさん、たくさん手助けしてくれてありがとう。
あの……オレが先に進めるの、多分バルタザールさんのお蔭だから……。
[足手纏いという言葉だけは、否定したいという思いで声を掛ける]
その分、この先は頑張って、きます。
[ぎゅ、と、父の宝剣の柄を握りつつ背を伸ばす。
この先は彼の助力なく金気を使わねばならない。
それでも、彼のこちらへの心配が、少しでも減るようにと]