[ 男は今は嗤ってはいない。痛みに耐える琥珀の瞳は、少女の心を覗き込むように真っすぐに見つめて ]「外」には、これ以上の痛みが待っている...としても、お前は、諦めないのか?[ 腕に込めた力は抜かない。少女がどう答えようとも、戦い続ける事に代わりはないが、それでも、問いを投げたのは、今男が、己を守るための狂気を捨てかけているからかもしれなかった* ]