[ほんの少しだけ落ち着いた頃、ノックの音が聞こえて、慌てて涙を拭くともう一度心を落ち着かせるために少し時間をおいてからその人を招き入れた。タチアナが紅茶をもらって]ありがとうございます、タチアナさん。[このタイミングで紅茶を持ってきてくれるということは]…見られていたんですね。恥ずかしです…。[涙声でそういって紅茶を受け取り]気を使ってくれてありがとうございました。でも私は大丈夫です![心配させたくないと、強がって涙声のままそう続けた。]