人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


老将 チャールズ

 よく、しらせてくれたな。
 た す か っ、た。

[目を細めて笑みの形をつくり、ゆっくりと顎を引き頷いた。
手紙は懐へと仕舞い込まれる。
そうしてもう一度、彼女を見た。
既に本隊の出立の時の鐘は打ち鳴らされている>>23

未だに彼女がここにあるのは、即ち、見張りとして射手として、この場に残ってくれたということであろう。
正直ありがたい。それが偽らざる心情だった。
彼女の卓越した目は、恐らくはここの守りの一つの要と成り得る。]

(140) 2016/02/13(Sat) 01:33:26

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