― 敵船 甲板 ―……うわい。[一段落して改めて振り返ったアイリの様子。交わされる会話内容は掴めぬものの、殴られた勢いで海に落ちて行った者が、なんかを逆なでしたのは読めたから、つい、惚けた声が上がった]……って、え?あー、んじゃ、俺も行く。[一緒に来るか、という問い>>134には、とっさにこう答えていた。事情はわからぬものの、彼女に関しては気を配るように、とのお達しがされている。さすがに、ほっとくわけには行かなかった]