…………[男は、よろめきながらも立ち上がり、半ば瓦礫と化した宇宙船を見つめ、次いで空を見上げる。その視界に黒い飛竜が、白い天使の間を縦横に飛翔する姿が映ると>>134ぱちりと瞬き、ぐいと袖で濡れた目元を拭った]プロッツェ少佐…無事ですか?[ピンバッジに声を乗せながら、大股に歩き出せば、混乱の中、それでも冷静を失わずに有る者の姿と>>105それに従って役目を果たそうとする兵達の様子も目に止まる]まだ…諦めない、か。