[知った口で聞くな、と>>131。
成る程、どうやらオットーと名乗る青年のプライドに傷を付けた様。
おや、と声を上げ、顎に手を当て苦笑を浮かべて。]
初めて会う人に、失礼な事を言っちゃったね。
僕よりも深く知っていそうな君が言うのだから、そうなんだろうね。
[ごめんね、と謝りの言葉を入れたら、一際変わった声が耳に飛び込んで。
唐突な声の変化は、流石に驚いたのか目を開いたりするが。
ふ、と頬を緩ませ、ゆっくりと唇の端を上げ、微笑む。]
君にも、失礼な声をしちゃったね。
……僕はセルウィン。セルと呼んでもいいよ。
[オットーの腹話術だとしても、パンにも人格がある事を考慮し、無礼の詫びとして自分から名乗り、軽く会釈をした。
そんなやり取りを見た人が此方に声を掛けて来て>>135。]