ー屋敷:門前ー
『ねぇ、寝てていい?』
[この言葉をコイツから聞くのはもう何度目だろうか?キッと睨みつけるように見ても、奴の態度は変わらない。]
寝てる門番がどこにいるか馬鹿者。ゲームの中に居るか居ないかだぞ。
[この屋敷の門番を始めて5(6x1)と少し。最初は退屈だったものの、徐々に慣れた。退屈な気持ちも分かるが、これはこれで重要な仕事だと思っている。]
ー(中略)ー
……しかし、お前が領主候補とはどんな風の吹き回しだ?クレステッドさんは何を考えて…
[少し不満げに呟いていると、ゲルトが>>10のようなことを言うものだから睨みつける]
お前、領主を何だと思っているんだ……!
[その後も終始やる気がなさそうなゲルトだったが、呼ばれたからには仕方がない。]