人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


影の軍師 アレクシス

― オプティモ ―

 そうですか。
 やはり貴族の味というものは私には分かりませんねぇ。
 しがない一庶民ですから。

[>>114 緋色の髪が何処か物陰に隠れるのを、目の端で追う。
まぁ、良い。不穏な動きを感じ取れば、王府の兵が知らせてくれるだろう。]
 
 またまたご冗談が過ぎますね、クレメンス様。
 このナミュールの土地は、全て巫女姫のご加護によって守られているのですから。
 少し位お邪魔したところで、慈愛が損なわれる事はございません。
 
 それにこれは私の独断ですから。
 巫女姫は、美しき存在のままです。
 ―――――……そうでしょう?

[最後の文句は、どこか有無を言わせない、狂信的な声音を孕む。]

(139) 2015/03/11(Wed) 00:34:02

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