んー……これは?[地上の色濃い木気に紛れ、微かに天の気を感じたような気もする。 しかし、探知が得意とは言えない身、確証は持てず。 ウルズの方もよくわからない様子であるなら、この近くではないのかもしれないと判断する] 一度拠点に戻るか、みんなの様子を訊くべきかな?[時間を気にするウルズの口からは、森の中で夜を越すべきではないという意見が聞けるだろうか。 自身も無理に深入りする心算はなく、ひとまず引き返すことを提案しようとしたが][――鏡越しに声が聞こえたのはその時であったか]