何処からか来て、何処かへと流れていく。
突然落ちてしまうこともあります。
落ちてしまえば、二度と元の姿へと戻ることは無い。
輝きは一瞬にして失われてしまう。
星も人も同じなのですよ。
そのことを人に伝える為、星は同じ姿のまま何千何億年前から、
永遠に輝き続けているのではないでしょうか。
私は、そう思います。
[過去の記憶と星の記憶。星に刻まれた運命。
強い主観が入った話を延々と語られた相手は、どのように聞いていただろうか。
表情を伺えなかった為記憶には無いが、例え顔が見える衣装を着ていたとしても、相手の表情を覚えてはいなかっただろう。
それほどまでに自分の世界に入り込んでいたのだから。]