─────、そうか。[そこに書かれていた戦力に視線を落として、また頷いた。妥当といえば妥当、意外といえば意外な数字だ。ウェストマールからの援軍はなく、オクタヴィアスが率いる軍勢は1300に足りぬほど。単純にこちらの守備の倍以上、これを僅かというべきか否か、微妙なところではあるが、少なくともそれ以上がなさそうであるというところは朗報だろう。]