― 天上宮 ―...天上宮に、瘴気の残る蛇など寄越すからだ。[ 天上宮の庭園の奥、自らの気に入りの水源となる泉の東屋で水気を整えながら、どこかでぼやいた青年の声>>127が聞こえたように、漆黒の男は、ぼそり、と呟いた ]