人狼物語−薔薇の下国

512 勇者と魔王の共同戦線!


魔王 ヴァートル

 そして、我輩一人では創り得なかったもの。
 我輩が想像すらも出来なかった、力の行く先――……

[既に"腕"は攻撃をやめていたか、力を散らし尽くされていたか。
 魔力の残滓がもしあるならば、それもまた魔王の身へ回収されていく]

 我輩が求めるものは、力の果てである。

[ガツ、と床を踏み鳴らす音がした。
 持てる魔力全てを身に纏い、魔王が玉座を立つ音であった]

 我が身一つでは為し得なかった――

 国の主としての力の果てよ!

[目に見える攻撃動作は何もない。
 しかし既に臨戦態勢にあることは、対峙した者へは伝わるか*]

(138) 2018/12/19(Wed) 00:06:16 (suzukake)

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