人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


船を愛する領主 ウェルシュ

― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ ―

[自室を出て、行きつく先はいつものようにボイラー室。
窓の外を見ると、雲が流れている。否、船が動き出したのだ。
いよいよ、前庭へ向かう時が来たようだ。]

 ヴィクトリアさんっ。

[>>123 その流れる黒髪を見やれば、ウェルシュは人懐っこい笑顔を浮かべて近付いた。
思わずハグしようとして、はた、と止まり。
今回は炭を付けていないにも関わらず、つい顔をナプキンで拭いてしまう。
そして、やはり罰の悪そうな顔を浮かべて、]

 ……ご、ごめんなさい。

[会うが早いや、ウェルシュは彼女に謝った。
自分のことを弟のように想ってくれている彼女が、こんなところで自分を見たら何て言うか、予想に容易いからだ。//]

(138) 2015/11/08(Sun) 22:54:34

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