[踏み込みに合わせて、爪に叩き付けるようにして剣を振るう。潰されることなく抜けていく>>77姿は風のように外套をはためかせる。] ちっ…[振るった剣の力に従うように、右から狙ってくる爪撃より迫るそれを避けようとしたが、今は剣を呼び寄せている最中の僅かな動きの鈍りが、彼の痛打>>77を躱し切れないと知り、少しでも衝撃を逃がすように、後方へと飛んだ。]