[注文を取ろうとしたが部屋に入る直前に、ジークから「一緒に食べないか?」と誘われたような気がしたので、
スマホの操作を止めて部屋を出る。
そこにはまだ、ジークとシュテラの2人がいた。]
やあ、一人で食べるのもアレ何で、ご同伴されに来ましたよっと。
いやはや、甘いいい香りがするね。
涎が出そうだよ。
[そう言いながら、チラッとだけシュテラの方を見やる。
その時の俺はにやにやと笑っていただろう。]
ああ、そうだ。
部屋でのタバコは苦手かい?
これがないときつくてな。
[そう言いながら、たばこを見せる。
許可が下りれば遠慮はせずに吸うことになるだろう。]