[えらいさんの視線が自分に向くのを察し、踵を鳴らして姿勢を正し、敬礼する] 戦略兵器・コードネーム・フラウの開発責任者のレイヴンウッド技術局主席代理です。 猛将と名高い貴方に護衛していただけるとは大変在り難い。 シュヴァルベまで、貴官に私の命を預けましょう。[スラスラと、空の台本を読み上げる。 嘗ての青年の、面影は―― 今も鮮やかな緑の髪くらいしか、見つけることができなかったのは 自分の目が曇ったのか それとも、月日がそうさせたのか。カサンドラには解らない*]