人狼物語−薔薇の下国

320 四月の嘘は君の魔法


画家 マリエッタ

[思い掛けない口付け>>133にたじろいだ。口内に生暖かい液体が流れ込んで、一瞬息が詰まる。これは何、と不安が過ぎるが不思議と拒絶する気持ちには成らず。]

 (こんなにも大切そうに…)

[口から零れまいと丁寧に液体を運ぶカサンドラの唇の仕草に、愛しい以外の感情は沸かず、注がれる全てを受け入れた。]

…ん…、こほっ…

[喉の奥を流れていくカクテルが、体内で芳醇な薫りを放っていくのを感じ。己もまた、人ならざるものであることを思い出させた。]

…甘ぁい…

[うっとりとその味わいに酔いしれて、潤んだ眸でカサンドラを見つめる。]

(137) 2015/04/09(Thu) 01:42:59 (波平)

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