─ 『世界軸』中層・儀式の間 ─[ともあれ話も一通り落ち着いた。トーマスがシェットラントを肩に乗せて食事に向かうのが解散の合図の様になり。皆思い思いに移動を始めていって]そうだね。トーマスは、なんかお父さんっぽい。[そんなに接した訳じゃなくても、見た目だけじゃなく心も大きいと解る人だから。頼っても大丈夫と思える安心感は、保父より父の方がらしいと笑ったも束の間。ひょいっと抱き上げられて零した不満は、良い笑顔のままで答えを返された]