そのためにゃ、俺の力直接ぶち込まにゃならんのだが、如何せん、封護結界編み上げるのに集中が必要なんでな。連続してやるってのは、ちと難しい。て、わけで、力をあいつにぶち込む役目、頼まれてくれんか?[さらっと口にした頼み事は、結構な厄介事]……ぶちこむ力は、この鱗に移した。純粋な風の精霊力と親和してるから、扱えなくはないだろ?[言いながら差し出す鱗。それが精霊石の純結晶とほぼ同じ組成を持つ事は、わかる者にはわかるはず。*]