人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園後輩 フレデリカ

 希望を抱いて裏切られるよりは、同じ闇の中に沈んでいる方が、楽なのかもしれません……。
 けれどどうか、もう一度だけ光に目を向けてください。
 ――とても眩しくて、暖かい光です。

[情の籠った一言をぽつりと付け加えた後、視線を脱出路へと向ける]

 せめて――
 今から、外で起こる出来事を。
 私たちがもたらす一番の光を、見てくれませんか?

[それが叶うなら、判断は委ねるというように。
 言い切った所で、再び振り向いて収容者らの顔を見た*]

(137) 2020/11/18(Wed) 22:24:41

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