……やはり、いる、か!
[鋭く閃く妖獣の一閃。
初撃は防御の陣で凌げた様子だが。>>120]
ったく、一筋縄じゃいかんのばかり揃ってないか、これ……!
[響く硬質の音>>126に、舌打ち一つ。
森の中では大振り主体の焔翼の太刀を顕現しても、役には立たない。
だからと言って、派手な火行の術も使えない。
と、なればできる事は自ずと限られる]
ここは、支援に回る所、か……!
[火気を持って土気を高め、陽気を持って瘴気を削る。
恐らくは最善と思えるそれを行うべく、腰に結んだ飾り帯、そこに揺れる鮮やかな朱色──朱雀神の羽根より作られた飾りを手に取った。**]