-回想 奥の部屋-
このシャツはリヒャルトが着ているものなのか?だとしたら嬉しい
[部屋には私しか居ないけど誰にも聞かれないように小さな声で呟く、相談に来て見たら彼のシャツ?をもらえた事が嬉しくなる。
こんな事で嬉しくなるのは私が彼のことを好きなのだから-
この気持ちは誰にも話した事はない-私だけの秘密の気持ち。
でも片思いのままでも構わない-彼が私を選ばなくても彼が幸せになれるならそれで-
そこまで考えて思い出したのはミニスカートを履いた女性の事、顔を赤くしながら教会の方から歩いてきた辺り何かあったのだろうか?もし恋人なら祝福しないとな。彼が幸せになったのだから
まあ、そうで無くても彼が他の女性の事が好きなら応援しなくては
私自身が彼と一緒じゃなくても構わないのだ、彼が幸せなら私はそれで
自身が隣にいられればと夢を見るがあくまで夢のまた夢にすぎない]