― カレン・ガートルードと ―
[ガートルードが来る頃には、やっつけた仕事がある程度山になってきた頃だろうか]
[疲れを見せぬ意志の強さが見て取れるまなざし―― は、事情を知っているうえ、言いふらしはしないだろう彼女にとっては、とたんに婆に甘える孫の如くふにゃふにゃになっていく]
先日はありがとうございます。
アードからも感謝を伝えてくれ、と。意識が遠くなると聞こえるのははたして便利なんだか、昼寝もできないと嘆くべきか…。
[やあれやれと首をすくめる。
念のため、なんだけれどもこれを調べて欲しくて。
魔法抵抗力を高める薬らしいですが…… >>0:477
古い知り合いなのだが、いまいち信用できなくてね…
[虚ろな眼差しが見るのは、まだ商売を始めたばかりのファミルに、「そこいらの誰か」役をさせられて大変なことになった遠い日であった**]