へー。ここにも居るんだな、そういうの。[世界の危機がどうのと深刻な話を聞かされたというのに、一方では貴族の特権とやらがまかり通るらしい。 半眼を向けた案内役は、縮こまりつつも更に告げる]『それに、あのお方は――大地の守護者様でもありますから』 うん? てことは、残り4人の内の一人?[その問いに返ってくるのは肯定。 ついでに、折角だからご挨拶をと促され] お、おう……。[あからさまに気が進まない顔をしつつも、出来ることから、との助言を思い出し、中庭へ足を向ける*]