[流行病で無人になった島の歴史をうんうんと頷きながら黙って聞き(>>124)、途中でお化けの話になると彼女は取り乱し、恥ずかしそうに縮こまってしまった。
そんな彼女の姿を見て、自然に笑みが零れた。
ゾフィヤに対し先程同じ行為をしたことを思い出し一瞬時が止まるものの]
あっ……、ごめんなさい……。
でも、フレデリカさんも同じ人間だって、少し安心しました。
それに、申し訳ないとはわかってるんですが……とても可愛らしくて。
[恐らく同年代、もしくは自分より年下かもしれない彼女の前だからこそ、少し砕けた様子で。
パンフレットで軍人が引率で同行する内容の記事を読んだ当時は、筋骨隆々の厳つい中年男だらけだと思っていたのもあり、未だにギャップを感じ。
むしろ友人のような近しさ、親しみやすさを覚えていた。]