[ただ、感覚ではわかっている。あの龍が何故暴れているかはわからないが、鎮めるには彼の存在を上回る力を示す事が必要だ、と。それとあともう一つ──多分、共鳴しているこの力を還す事も必要なんじゃないかと思うが、そのためにもまずは鎮まってもらえないと話にならないから]……ま、早いとこ片づけて、のんびり寝たいから、ねぇ。[嵐に遭遇してからこっち、色々ばたばたしているし、と呟きつつ。舵を握る手に、ぐ、と力を込めていた。*]