人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


ゼファー軍人 フェリクス

[理由は異なれど、長引かせられぬ、という点での意見の一致。>>132
対する敵手とこういう形で息が合うのは、心地よいもの。
こちらが深手を負っているとみても、対する将には侮る様子はない。

その心意気に敬意を抱きつつ、必殺を期して放った一刺しは突き出された戦斧に逸らされ、狙った喉ではなく首の皮一枚を掠めて過ぎる。

そして、己が身に食らいつくのは――先ほどよりも深い、青銅の一撃]

 ……は。
 お見事……。

[紡いだ直後にせき込んだ勢いで、口から緋が落ちた。
身体がふらつくが、けれど、その場で崩れ落ちる事を己に許すことはできない。
戦士としての意地、個としての矜持もあるが、何より]

(136) 2019/11/10(Sun) 03:06:24

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