― 翡翠ヶ淵 ―
[自由落下に逆らわず、河原へ降りる。
自分が仕掛けた後にも色々と力が飛んだのは感じていたが]
……めっちゃ飛ばすなぁ……。
[なじみ深い力>>128と、それが炸裂する気配>>129に、上を見て。
ぽそ、と落ちたのはこんな呟き]
リォウリー、変わるから。
ちょい、フォローしてやって。
[ジタバタと駆ける様子に、結界の維持を再び請け負って。
請われた海龍はきゅ、と頷いた後、水の力で地上までの足場を構築する。
当人落ちてるつもりなくとも、傍目にはそう見えたんだから、ちょっかいかけも仕方なし、というか。
そういう所はついつい手が出る兄貴気質に変わりはなかった。*]