人狼物語−薔薇の下国

383 【SF人狼騒動RP村】 Sleeping Silver  Sheep  〜 猫と兎も 勘定に入れません 〜


二等航海士 ダーフィト

[それだけ。
兎が、部屋の前に座っている。
ただそれだけの、ことが。

とんでもない凶兆に思えたのは、
エレオノーレに自らの推測を話したせいだったろうか。
それとも、別れる際の、ベルティルデの顔を思い出したからか。

               ――一瞬の後。

兎の声が自らにかかろうとかかるまいとお構いなく
部屋に通じる扉を力任せに開けば、見えただろう。

入口からでもわかる。深緋色の海の中の、人の姿。>>67
傍にラヴィが居たならば、後輩の名前が聞こえたかもしれない。
けれど、それすらも今のダーフィトには遠く聞こえるようで。]

(136) 2015/10/14(Wed) 22:53:25

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby