[ 八角鏡に気を凝らし、仲間と玄武神に連絡する間にも、シュウシュウという唸りは近づいてくる ]ハッ!![ 再び横合いから襲ってきた炎を、今度は足を止めることなく、跳躍で避ける ]あっちぃな、くそっ![ が、激しい熱の全てを躱すというわけにはいかず、熱波に炙られた足が、軽い火傷を負った感触に、思わず悪態が口を突いた* ]