もんげー!!!
すまねぇずら、つい頭撫でちまったずら!!
で、でも、ちゃんと許可してくれたから良かったずら?
髪の毛綺麗で柔らかかったずら〜……
…………はっ!!
[慌てて手を引き、バタバタと両手を相手に突き出しながら上下に振ります。
ですが、言い訳しながらも思い出した柔らかな感触に、ついうっとりとしてしまいました。
直ぐに我に帰りましたが。
はわわ、と。自分のした事ながらパニックに陥ったらしく、真っ赤な顔で「後片付けはお願いするずらー!!」と、その場を走って逃走していってしまったのでした。
そのまま、男は町中を走り抜けていく事でしょう]*