人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


邪眼の怪物 クレメンス


 いや……、
 正しくは神の教えを、と云うよりは天使様の歌を聞きに。
 私が闖入者となって、お声を止めてしまったようですが。

[冗談めかして笑って見せれば、月色の眸がくるりと彼の姿を映す。
 彼の声に耳を欹てて澄ませ、歌声を促すように彼の口元へと視線を下して。]

 どうか、天の調べ。
 貴方の慈悲を、お聞かせ願いたい。

[茶番を唆す男は、彼が奏でる最後の地上の唄を求めていた。*]

(136) 2018/03/19(Mon) 20:13:50

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