― 庭園 ―
[返ってきたのは人当たりの良い笑み>>133。
コンスタンツェの時のような反応じゃないことに密かに安堵した]
あぁ……父は別の組の方に。
例外は無く、村長であっても監視下に在るべきと考えたようで。
勿論、俺も。
[帽子を目深に被り直す様子に、微かに首を傾ぐ。
言葉こそ丁寧だが、仕草が拒絶されているようで。
そんな風に感じ取ったがために、軽く顎を引いて唇を引き結んだ。
表情には苦笑のような困惑のような、綯い交ぜになった色]
ニコラスさん…でしたっけ?
これからしばらくよろしくお願いしますね。
[周りの話で聞いた名前を思い出しながら、相手に確認を取る*]