― 聖神神殿・廊下 ―
[儀式の間に集められた4人は解散の流れとなり。
案内役に部屋について訊ねた男は、そのまま彼に連れられ個室へ向かい掛けていたのだが]
ん? あそこに誰か居る?
[指を差したのは中庭>>66。
そこにはお茶会か何かのようにテーブルと椅子が並べられ、紅茶までもが置かれていた。
そして椅子の一つに座り、菓子か何かを齧る人物が一人>>67]
つーかここってアリなの、ああいうの!?
[儀式の間もここまで通って来た廊下も、荘厳といった雰囲気が漂い、気軽に飲食出来る場とは思えなかったのだが。
案内役に視線を向ければ、あの人物は貴族の若当主であるため、特権的に許されているのだと教えられる]