ま、とりあえず、みんなちょっと下がっててー。話聞いてもらうにしても、ちょっと実力行使しないとまずそうだし。でも、こーゆー分からず屋さんには、寄ってたかってはよくないから。[くるり、と一同を振り返り、投げかけるのは軽い声だが。そこには、妙に有無を言わせぬ響きがあった。……多分、リュカには物凄くものすごく、見知った誰かが被って見えるだろうが、そこは全く気にせずに]