人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


邪眼の怪物 クレメンス


 放っておけばね。

[軽い相槌だと云うのに、抱いた腕から力は抜けない。
 胸板を重ね合い、仮初の体温を循環させる。

 言葉を選ぶ間は、重く、長く。]

 ―――…だが、私が許さない。
 例え、君が、それを、望もうと、だ。

[それだけを言えば、また長い空白が置かれる。
 ただ、一瞬、ちらと彼を伺ったのは―――、雄弁な色。*]

(135) 2018/03/25(Sun) 17:19:00

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