[なおも続く詠唱の声を耳にして、ダーフィトはガンソードの銃口をマレンマに向けた。彼を優先排除すべき脅威と断じたアーティファクトの行動を是認する。逡巡あるべからず、と断じ、連射を叩き込んだ。《シャドウ・パレス》の船底はいよいよ頭上に迫り、天を覆っていた。船体接触まで、あとわずか。*]