ー厨房ー>>106>>107>>108シルキー
ずら?オラの顔はこれだけずら!
そんなに沢山顔は持ってないずらよー?
[こてんと首を傾げて、男は不思議そうに目を瞬かせました。
比喩があまり通じないようです。
それでも褒められたのに照れ、光の弓矢に目を輝かせ、ころころと表情は子供のように移り変わるのでした。
でも、相手が困った顔をしたなら不安そうに眉毛がハの字になってしまいます]
ずらずら〜?
………えっと、見せてくれるずら?
わーい!やったずらー!!
[それでも、披露してくれるという単語だけを拾って喜びます。
両手を上げて万歳です。
そして真っ赤になりながらも、相手が頭を下げだしてくれたなら恐る恐る手を伸ばしました。
なでなで。
相手にして貰ったように頭を撫でては、はわわ、と更に湯気が出るほどに首から上が真っ赤になります]