人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖将軍 ソマリ

[礫が散らばり、足元で跳ねる。
自身の右腕は本来姿勢制御と加速に使われるものだが、
発露を絞れば先のように弾丸と化す。

風精は元より操作難き属。
寸裂された壁の向こうには夜が広壮と座している。]

 ユーリエを見失ったか…。
 ――…魔植如きが聖血耐えうるとは思わないが…。

[こんな場所で、彼女に過剰な出血を伴わせるのは上手くない。
剣を握り直して、一拍。]

 クレステッド、君はアデルと共に進め。
 俺はユーリエを探す。

(135) 2014/02/19(Wed) 20:37:33

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