私の目的はフィールドワークだが自らがプレイヤーになるつもりはないんだ。
私もこう見えて荒事に不馴れではないのだが、力士を名乗り神聖なるTKB相撲の土俵に上がるには修練が足りない。
それに、そう、例の噂だ。
古今東西の文献に現れながらも常に曖昧なヴェールに包まれている存在、闇堕ち。
TKBの
それを現代においてもっとも示していると思われるのが、TKB闇力士だ。
光がまぶしいほどに闇もまた濃く落ちる。
もしかしたらここにも彼らが…と一抹の不安があるのは事実だ。
だから、私は見守らせてもらいたい。
何事もないことを願うが。