人狼物語−薔薇の下国

5 Chant 〜あなたと出会い生をうけ〜 SIDE:A


士官候補生 ヒンメル

……まあ、どこかの生徒会長と違って、俺に茶渋を気にする趣味はない。砂糖を入れて飲めば誤魔化せるものだ。

どんなに取り除いても、擦り抜ける茶葉の断片はあり、組織には苦味が常に含まれている。
それが深みでもある、……とは、上層部(おえらいさん)あたりが言いそうな台詞だが。


[悪くないとの言葉に、そっと笑う。
しかしその瞳は多少茶化すように瞬き、]

とは言え、ここに集う奴が、考えるな、と言われておとなしく従うようにも思えない。
もちろん君も含めてだ、ベリアン・アリー。

(135) 2013/05/23(Thu) 23:46:27

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