ああ、オレに怪我はないよ。 頭が流血沙汰になってるおっちゃんと、桃尻がふさふさになってるかわいこちゃんが中にいる。 ―――ああ、いや、ええとかわいこちゃんのところは冗談だから怪我人じゃない。大丈夫。 テウティドドリルス号乗員一同、しばらく厄介になる。 研究所の責任者さんには、あとで挨拶にお伺いするよ。 あー、それは確認はしなくていい。うん。[マスターの顔の好みを確認してくると律儀に言うアンドロイドを制止しておく。そのうち、直接会ったらそれとなく聞き出してみようと思っていた。]