…………。[切り出されたそれは、こちらも触れるを避けていたもの。>>57近づく事、それ自体を制していた理由でもあって] ……なんでそこで、その方向に行くんだ。[連ねられる悔い、それに対して落ちた呟きに力はなく。語られる想いの変遷、決意。そして、支えの存在と、彼の人を支えたい、という思いの丈。口を挟む事はせず、髪に触れる手を避ける事もなく、ただ、聞いて]