「……逆らう気などはなかった……先ほどまではな」[見下ろしながらの問い>>107に返すのは、唸るような声] 「憎く思う、というのがどういうものかは知らぬが……主に従えぬ、斬りたいと思うコレがそうだというなら」 「……そうなのだろうな!」[咆哮と共に跳ね起きた魔戦士の手に握られるのは、銀月の牙。痛みを無視して振るったそれが何を捉えたか、確かめるほどの理知は残されてはおらず。周囲にあるものを全て斬り払い、暴走した魔戦士の消息はその後、ふつり、と途絶える事となる。**]