……ぶぶ、ぶ[人の姿でいられないほど渇いているのに、人の姿の時より忍耐強いわけはなかった。だんだん深紅の瞳がとろんと開いて、女の子の首元へ向く。 あれを あれを胴体から切り離したらおいしい血がたくさん出て来る] …、[首を凝視したまま口を開いて指を離した頃、綺麗なさえずりが聞こえた>>125鼻を向ける。ひこひこ、いい匂い。あれは駄目とは言わないんじゃないか、だって、さっきあげるって言ってくれたあの青い目の子と同じ匂い]